トーヤマトールのブログ

2020年07月

ナツメ6


やはりひっくり返った世界観、2話にして大きなドンデン返し!!
ある程度方向性を決めて見ていた人は戸惑ったかも?

<概要>
デカダンスとユーラシア大陸一帯がアミューズメントパークだった!

とはいえこれも、サイボーグたちへの広告であるため、
本当の歴史が隠されている可能性はまだある

<ストーリー>
カブラギの過去
カブラギの決意

<感想>
どんでん返しは唐突に見えて伏線は充分に貼られていた、とはいえ2話でここまで明かされるとはびっくり!
認知的不協和を感じた人は前半がちょっと長く感じるかも
物語のゴールが全く見えなくて面白い!

とにかく世界観の土台がしっかりしていて最高に面白い!


<ポイント>
・サイボーグ(カブラギ達)とタンカー達の意識・価値観の違いが明確に描かれる
・タンカー内でも探索隊と解体班で壁がある
・地球環境の悪化により地球はサイボーグが支配している?
・旧人類(タンカー)は絶滅危惧種
・万能物質オキソンの謎
・ガドルについてはまだ不明点多し(オキソンの培養目的?)

公式サイトもガラッと一新され、制作側の気合の入れ方が分かる

まだまだどんでん返しの可能性はあるが、
まずはナツメがどうなっていくのか気になる!
ナツメ4


記事の内容は要素です。
詳しくは動画に上げています。

https://www.youtube.com/watch?v=vOeAjGFFkHs&t=100s

大野

<ストーリー>
・マゴチを釣る
・釣ったマゴチを食べる

<感想>
・釣ったら殺して食べる!3話までに人の業を描いてくれたのは嬉しい。
・ひなが釣りにはまっていく様子がよく分かる

<ひなの視野の広がり>
・事前にマゴチについて調べる
・他の人の釣りの様子に注目する


<ここ好き>
・前回もらった竿を嬉しそうに使うひなが良い
・海王丸とそれに載せられて照れる二人

次回も楽しみ

記事内容は要素です。
具体的な話は動画で上げています。
https://www.youtube.com/watch?v=6CUsG0bUpag

ゆで卵の殻をむくサーシャ
破滅の魔眼でゆで卵の殻をむくサーシャさんを描きました(そんなシーンはない)


<4話キーワード>

お約束を手玉に取る

・お約束と見せかけて、その奥の作り込みが徹底している事を見せつけた
・お約束を逆手に取って隠れ蓑にしたとも言える
・なろうテンプレートのアンチテーゼとしても面白い

主人公の振り切れた強さ(ただしくどさはない)
・1~3話の要素を綺麗に組み上げた強さの表現
・ガイズ、起源魔法、魔剣…すべてが綺麗につながる
・構成が天才的

<取捨選択で減らされた要素>
説明不足感はある
・時間概念(ミーシャ救済のロジック)
・サーシャの内面描写(動機とどこまでが計画通りだったのか)
・アイヴィスが強さを誇示する

双子の関係とアノスの圧倒的強さ(&魅力)を描くことにリソースを割いた

アイヴィスが力を誇示する(イキる?)表現はなろうとしてはお約束だが、
『不適合者は調子に乗った相手をへこましてスッキリ』という要素をプッシュしない
→ムカつくやつを倒してくれるから主人公を好きになるのではなく、魅力的だから好きになるのだ


<双子>
『賢者の贈り物』(オー・ヘンリー著)を思わせる双子のすれ違い。
サーシャとミーシャの描き分けが完璧だった。
2~3話までと対比するかのようにミーシャとサーシャが並んでピッタリくっついている
今までと逆で今度はサーシャがミーシャを支える場面が描かれている。素敵

<無双>
勝負を持ちかけた時点で勝っているサーシャ
・根源の重要性を示しながら、アノスの規格外の強さを見せつける
 心臓を潰したぐらいで~
 殺したぐらいで~ 
 時を止めたぐらいで~
・魔王城と魔剣…今までの描写を回収

運命を打ち砕き、摂理に逆らう『不適合者』
ネガティブな意味だった『不適合者』が最高にかっこいい存在に変わる瞬間

<5話へ>
今回ではっきりと俺TUEEが売りではないことを示した。骨太のストーリーを楽しめそう。
サーシャの内面描写(キス・ミーシャ刺殺・あなたに会えてよかった発言)の回収はあるのかな?
お約束を適度に楽しみながら、キャラや世界観の魅力を味わってストーリーを追っていけそう!!

メチャクチャ楽しいなこれ

記事では要素だけです。
具体的には動画にしています↓


ナツメ

遅ればせながらデカダンスの感想も残していきたいと思います。

<概要>
本作はオリジナルアニメーションであり、一般的には誰も先の展開を知らない。
ジャンルはポストアポカリプス(終末)もの?(サイバーパンク系?)

"遥か未来、未知の生物《ガドル》の侵攻によって絶滅寸前へと追いやられた人類は、移動要塞《デカダンス》内部で暮らしつつ、必死の抵抗を続けていた。(HPより)"

という世界観と言われているが、本編中ではナレーションではなく、孤児院の生徒が暗唱している『教えられた歴史』に過ぎないことが分かる。よって世界観がひっくり返る可能性が充分にあるところがよい。

そうならないにしても、1話の時点でそう考察する余地を残してくれたことは素直に嬉しい


<主たる謎要素>
・ナツメの父が見つけた世界の謎
・最後に見えた仮想空間のような世界
・カブラギの裏の仕事は何なのか?
・ガドルは何者か?(パイプの存在)


<演出ポイント>
・圧倒的なアクション(原理のわからない不思議な動き)
・独特の文化や世界観が各所で垣間見える
・全てのキャラが役割ではなく、人格で動いている(丁寧な描写)


ナツメ5
外壁を掃除する姿
ハイテクとローテクの融合を象徴するような世界観が面白い
また、終末ものにありがちな大気汚染が見られない点も興味深い


<感想>
ワクワク感あふれる素晴らしい1話
考察する楽しみに溢れている
キャラクターの魅力がしっかり描かれている
世界観や独自の文化が堪らない!!

具体的な話は動画に上げています。

 

サーシャ2


<3話のキーワード>

ギャグとしての主人公無双が見所から味付けに変わった回

世界観の土台の強さを見せつけにかかっている!!

アノスは魔王として振る舞わなければいけないので、
実は(造り手側としては)不自由な存在!

何でも出来るけど、何でもしていい訳じゃない!!

<話>
姉妹の回想
アイヴィスとの対面
ダンジョン探索

<演出的ポイント>
サーシャの行動に一貫性がないように見える
キャラクターが内心を語る描写がない
今回もミーシャは自分からは話さない→サーシャ以外のキャラクターの一貫性が徹底している

<無双>
・時間遡行→原因不明のため実質敗北
・1・2話の天丼(俺の家だ&力で開ける)

実はスケールは2話より大きいが、
最強主人公無双による爽快感は抑えられている
この辺りはこの作品が本来持っている魅力をどう伝えるかという調整が感じられる。

<次回へ>
ハードルは上がったけど、
お約束を楽しむだけじゃなく、
世界観の土台をしっかりと楽しめる作品だと分かる4話を期待!

この記事は要素だけで具体的な内容は動画に上げています




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